食べ物が口に合わなければ、その国で暮らしていくことは苦痛です。インドネシアで食べられる料理とは、どんな物か、飲み物はどういうものがあるか、まとめてみました。
インドネシア料理と一口にいても、各島々に郷土料理があります。代表的なのは、ナシチャンプル(ご飯といくつかのおかずが乗った1プレートものの定食)、ナシゴレン(焼き飯)、ミーゴレン(焼そば)、チャプチャイ(野菜炒め)、チャカンクン(空芯菜の炒め物)等です。味付けは中華風に近いので、結構どなたの口にも合います。
他にも、スマトラ島の郷土料理のナシパダンというカレー風味のソースをかけたナシチャンプル、スラウェシ島の料理、イカンバカールリチャリチャという、焼き魚の上にショウガやトマトを使ったソースをかけたものなど、色々な土地の食べ物を食す事ができ、楽しみの幅が広いといえます。
是非、試していただきたいのは、バリ島の郷土料理、バビグリンです。これは豚を丸焼きにして、各部位を切り分け、味付けして、ご飯と一緒に食べる物です。
気になるのは辛さ。辛い物が好きな方は問題ありませんが、食べすぎにはご用心。辛い物が苦手な方は、食べる前に「ジャンガン ペダス(辛くしないで)」と言っておけば大丈夫です。
バリ島にはいろんな国の人種が住み着いています。ですので、多国籍の料理を楽しむことも出来るのです。日本食はもちろんの事、フレンチ、イタリアン、ギリシャ、ハンガリー、スペインなど、フリーペーパーなどに毎回たくさん載っていますので、美味しそうなお店に足を運ぶのも面白いですね。
その他にも、洋食屋さん、ラーメン屋さん、居酒屋、そして各インドネシア料理のワルン(食堂)を食べ歩くのも楽しいです。
こんな料理、自分でも作ってみたい!と思われたり、節約や健康管理もかねて自炊することも多いと思います。それにはまず、ガスコンロとLPG(プロパンガス)、それに食器やフライパンなどの調理器具を購入しましょう。
食材の買い物は、スーパーマーケットがポピュラーです。値段も定価ですので買い物しやすいです。しかし、せっかくですので、パサールパギ(朝市)にも行ってみましょう。見てるだけでも活気があり楽しいですし、一番安く食材が買える場所でもあります。
水道水は絶対に飲んではいけないので、家庭では、飲料水を大きなボトルでガロン買いして使います。飲料用ですが、念の為、沸騰させてから飲んでいる人もいます。
水以外は、コカコーラ、スプライト、ポカリスエット、アイスティーなど、缶や瓶、ペットボトルで売られていますが、日本の物よりも糖分が高めになっています。